PAL (プロビンシャル・アテステーション・レター)発行数について

2024年1月22日のカナダ政府による留学生受け入れ制限に関する発表から、本日2024年3月31日の期限まで各州において、PALの発行数の割り当てについて協議されました。

この数日、どの大学もカレッジも、そして語学学校も含め、連絡がつかない忙しさでした。

他州がどんどん発表されていく中、州立大学が人口のわりに多いノバスコシア州は、予想通りぎりぎりまで掛けて協議されていました。

カナダ全体で36万人という留学生の数の制限が発表され、カナダで2番目に小さいノバスコシア州はどれだけの人数を分け与えてもらえるのか・・・?
発表になるまで、指をくわえて待つしかない歯がゆさが続いておりました。

ノバスコシア州政府による、2024年度留学生受け入れについての発表がこちらです。

2024年1月22日以降受け入れが可能な人数は、12,900人。昨年より約7,000人も少なくなります。

各大学などに分類別された数がこちら。

かなり厳しいです。

ただし、今現在既にカナダにスタディパーミットやワークパーミットで滞在されている方、小中高校などの教育を受ける方、大学院などを目指す方は、この中には含まれません。

シビアに、どれだけカナダの近い将来(経済)に貢献してくれる可能性がある人物か。
その見極めが行われるのかな・・・というのが感想です。

ちなみに、他州の割り振りを知りたい方はこちらも参考にしてください。

PALの導入により、例年よりスタディパーミットの申請に時間が掛かることが懸念されます。
渡航の時期が決まっている方は、お早めにご連絡下さい。

ノバスコシア州の状況(5月4日)

先週の金曜日の午後3時から、ほんの少しだけ規制が緩くなりました。

お隣のニューブランズウィック州やプリンスエドワード島に比べると感染者も多いため、まだまだ家族以外の人との接触や5人以上の集団で集うことは出来ませんが、ナショナルパークやトレイルなどが解禁となり、快晴で気温15℃だった昨日は、公園や校庭で親子が楽しむ姿が久しぶりに見られました。

詳しくは、こちら・・・。

  • garden centres, nurseries and similar businesses can open

  • sportfishing is permitted from shore or boat but fishing derbies are not allowed

  •  people can attend boating, yacht or sailing clubs for the purpose of preparing boats for use

  • golf driving ranges can open, including those at golf clubs, but the courses must remain closed; golf clubs can perform necessary maintenance and preparations for opening

  • people can use their cottages but only one household per unit at a time. Travel must be directly to the cottage and back, and frequent trips back and forth are discouraged

  • provincial and private campgrounds remain closed but staff can perform necessary maintenance and preparations for opening. An exception is recreational vehicles parked year-round at private campgrounds, which can be used but must follow the same rules as cottages

  • drive-in religious services will be allowed but people must stay in their cars, park two metres apart and not interact with other people

以下、在カナダ日本国大使館のページから。

【カナダ→日本の直行便に関する状況】
  ※5月1日更新。最新の状況は必ず各航空会社のホームページ等でご確認ください。
  ● 全日本空輸(ANA)
      バンクーバー→東京(羽田)  3月29日~5月31日  月・水・金運航
  ● 日本航空(JAL)
      バンクーバー→東京(成田)  5月2日~5月31日 日曜運航(ただし,5月3日(日)は運休)              
  ● エア・カナダ
    日本とカナダを結ぶ直行便は,現在,全て一時運休

【カナダ国内の移動に関する情報】
 ● 3月28日,トルドー首相は,同30日正午より新型コロナウイルス感染の疑わしい症状がある者については,国内の航空便及び鉄道(intercity passenger trains)の利用を禁止する旨発表しました。なお,本措置の対象に通勤鉄道は含まれません。
カナダ運輸省による航空機・鉄道の乗客に対する制限措置の発表
 <航空>
 (1)搭乗前のヘルス・チェック実施の義務付け。
 (2)座席数10席以上の航空機において,新型コロナウイルスによる症状を示している乗客の搭乗拒否の義務付け。
           搭乗拒否は,14日間又は症状が同ウイルスに関係するものではないという医療証明書が提示されるまで有効。
 (3)乗客に対して,最終目的地の州・準州による措置が適用されうる旨の通知義務付け。
 <鉄道>
 (1)乗車前のヘルス・チェック実施の義務付け。
 (2)新型コロナウイルスによる症状を示している乗客の乗車を拒否の義務付け。乗車拒否は,14日間又は症状が同ウイルスに関係するものではないという医療証明書が提示されるまで有効。 
 ● 4月20日正午より、カナダ運輸省による旅客機等に対する非医療用マスクの着用の義務付け等が施行されています。詳細は「4月17日のガルノー運輸大臣による新しい措置の発表」を確認願います。

現在、NSISPプログラムをはじめ、学校の休学が5月19日まで延長されています。

夏の予定が立てられなくて困っている生徒さんも多くいらっしゃると思いますが、今しばらく様子を見守るしかなさそうです。